top of page
検索

若手社員の人材育成やモチベーションアップ、部下の指導方法②

  • 執筆者の写真: 郁子 井筒
    郁子 井筒
  • 6月4日
  • 読了時間: 3分

若手社員への効果的なフィードバックとは


若手社員の育成において欠かせないものの一つが「フィードバック」です。


多くの管理職や先輩社員は、「指導しているつもりなのに伝わらない」「何度言っても改善されない」と感じることがあります。


一方で若手社員は、「何を期待されているのかわからない」「自分の仕事が評価されているのか不安」と感じていることも少なくありません。


このようなすれ違いを防ぐためにも、適切なフィードバックが重要になります。



【1】若手社員がフィードバックを必要とする理由


若手社員は経験が少ないため、自分の行動や成果を客観的に評価することが難しい場合があります。


そのため、

・何ができているのか・何を改善すればよいのか・どの方向へ成長すればよいのか


を周囲から伝えてもらうことで成長していきます。


また、自分の頑張りを認めてもらうことで安心感やモチベーションの向上にもつながります。



【2】効果的なフィードバックのポイント


◆良かった点を具体的に伝える

「頑張ったね」だけではなく、

「お客様への説明がとても分かりやすかった」「期限より早く資料を提出してくれて助かった」など、具体的に伝えることが大切です。

何が良かったのかが明確になることで、本人も継続して取り組みやすくなります。


◆改善点は行動に焦点を当てる

改善点を伝える際は人格ではなく行動について伝えます。

「やる気がない」

ではなく、


「報告のタイミングが遅れたため、対応が後手になった」

というように事実を伝えることが重要です。


人格を否定されたと感じると、若手社員は萎縮してしまう可能性があります。


◆タイミングを逃さない

良い行動も改善が必要な行動も、できるだけ早く伝えることが効果的です。

時間が経ってしまうと本人の記憶も薄れ、改善につながりにくくなります。


◆一方的に話さない

フィードバックは伝えるだけではなく、本人の考えを聞くことも大切です。


「自分ではどう感じた?」「うまくいった理由は何だと思う?」


など質問を交えながら対話することで、自ら考える力を育てることができます。



【3】フィードバックのプラス面と注意点


◆プラス面

・成長スピードが上がる・仕事への自信につながる・信頼関係が深まる・モチベーション向

 上につながる


◆注意点

・指摘ばかりになると意欲を失う・抽象的な表現では伝わらない・感情的な伝え方は逆効  果になる・他人との比較は避ける


フィードバックは「評価すること」ではなく、「成長を支援すること」が目的です。

若手社員の可能性を引き出すためには、できていない点を探すのではなく、できている点を認めながら改善を促す姿勢が重要になります。

適切なフィードバックを継続することで、若手社員は安心して挑戦できるようになり、組織全体の成長にもつながっていくでしょう。

 
 
 

最新記事

すべて表示
若手社員の人材育成やモチベーションアップ、部下の指導方法⑦

若手社員が辞めない上司・辞めてしまう上司の違いとは? 近年、多くの企業で人材不足が課題となっています。 採用活動に力を入れても、せっかく入社した若手社員が短期間で退職してしまうことも少なくありません。 もちろん、退職理由は給与や待遇、仕事内容などさまざまです。 しかし、退職者へのヒアリングを行うと、「上司との関係」が理由として挙がることが少なくありません。 実際には会社を辞めるというよりも、「上司

 
 
 
若手社員の人材育成やモチベーションアップ、部下の指導方法⑤

指示待ち社員を主体的な人材へ育てる関わり方 「言われたことはやるけれど、自分からは動かない」 「指示を出さないと仕事が進まない」 「もっと主体的に考えて行動してほしい」 このような悩みを抱える管理職や経営者の方は少なくありません。 若手社員に対して「なぜ自分で考えないのだろう」と感じることもあるでしょう。 しかし、主体性は本人の性格だけで決まるものではありません。 職場環境や上司・先輩の関わり方に

 
 
 
若手社員の人材育成やモチベーションアップ、部下の指導方法④

部下を褒めるだけでは育たない?若手社員の成長を促す叱り方・伝え方 近年、「部下を褒めて育てる」という考え方が広く浸透してきました。 確かに、若手社員は承認されることで自信を持ち、モチベーションが向上する傾向があります。 しかし、褒めるだけでは十分な成長につながらない場合もあります。 社会人として成長するためには、自分の課題を理解し、改善していく経験も必要だからです。 重要なのは「叱ること」ではなく

 
 
 

コメント


© 2022 OFFICE OLIVINE. All Rights Reserved.

© 2023 by Lee & Tom. Proudly created with Wix.com

bottom of page